店長となってから、すべての責任を負う立場になりました。それを日々実感していますが、ときどきは重くのしかかって抱え込んでしまうことも。でも、表情にも出ちゃうんですかね。そんなときにはバイトの子や先輩が、いつもいいタイミングであったかい言葉をかけてくれるんです。
そうすると「あぁ、一人じゃない」って、気持ちを切り替えることができて、またがんばれる。社長や先輩からは厳しい言葉をもらうこともあるんですが、その後は冗談など言って笑わせてくれたり、仕事以外の話で和ませてくれたりも。
だから自分もスタッフの表情を通して、モチベーションやメンタル面をフォローできるようにいつも気にしていますね。

前職も飲食店でしたが、アルバイトだったので社員になったのはここが初めて。もちろん店長経験も。ここでは本当に自由にやらせてもらっています。その点は他社にはない魅力。でも、いちばんにやりがいを感じるのは自分の想いをみんなと共有できたときですね。
それは大げさなことではなく、些細なことでも。たとえば「声出していこう」と呼びかけて、みんなが声を出し、お店の雰囲気がより明るくなって、お客さまも盛り上がったりすると、通じて合えた気持ちになります。そんな小さなシアワセも、自分には大きなモチベーション。
みんなから信頼される店長になって、もっともっと会社に貢献したい。それが今の僕の目標です。

はじめはアルバイトで入ったワタシ。当時、友だちが飲食店を出すというので、それを支えたいと思って外食サービスを学ぶために入社しました。アルバイトでもお客さまとの距離感、接するタイミングなどサービスの奥深さや目に見えない気配りなども、惜しみなく教えてくれたのが、とても心に残っています。
1年ほど経験させていただき、予定通り友だちの店舗へ。「Up to you」の仲間は、そういったことにも理解があって度量も大きい。一人ひとりの夢とか目標も応援してくれる仲間です！
結局、友だちとは方向性が合わず戻ってきたのですが、「Up to you」のスタイルが好きで、影響受けちゃったせいかもしれませんね（笑）。

ワタシにとってのやりがいは、お客さまを迎え入れてから食事を楽しむ様子、その時間を満喫している姿、お見送りしたときのお客さまの表情まで最初から最後のシーンまでを見られること。
以前、アパレルショップでの接客経験がありますが、満足そうに買っていただいた洋服でも、それを着て笑顔で街を歩くお客さまの姿を見ることはありませんからね。大きな違いです。
自分のつくった料理、サービスでどんなリアクションをしているか、常に目にできることは、ドキドキもあり、ワクワクもある。特にうちは飲食店のなかでも、自由度の高い会社。自分の工夫でいろんなことをカタチにできるので、毎日何かしら刺激をもらっています！

社長と同じグローバルダイニングで経験を積んできたんですが、ここで創業から関わらせてもらい、新たな楽しみや成長につながっています。
たとえばわかりやすい点では、ホールとキッチンの両方に携われること。前職では店長職・ホール専門。キッチンに立ったことはなく包丁さばきも初心者レベルだったんです。それで2年間厨房で、学びました。
キッチンをやるとホールでの視点も変わります。これは経験をして初めてわかったこと。長年やってきた自分のサービスも、さらにブラッシュアップできたという手ごたえがありますね。未経験者はイチから吸収できますが、経験ある方もたくさんの発見があるはずです！

本当に良いメンバーに恵まれています。社長からは叱られたり、メンバー同士で考えをぶつけあったりもするけど、「お客さまやスタッフを笑顔にする」という方向性にブレがなく何でも本音で話せるのがいいですね。
社員数で言えばまだ10名に満たない規模。20代後半から30代の同世代が中心。そんな少人数＆若手ならではの一体感やノリの良さは、うちの魅力のひとつだと思います。仕事以外でも飲みに行くこともあれば、社内イベントのときには、みんな集まってBBQや海に行き、はしゃいだりも。
新しい仲間とも、そういった時間を共有しながら信頼関係を築きお客さまの暮らしの一部になっていけるようなお店づくりをしていきたいですね！